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君たちはどう生きるか

笑いと健康の関係性を知り、生活に笑いを取り入れる

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スマイル伝播組 うおちゃん

【体と心(脳)に効果あり】

「笑う門には福来る」と言うが、これは健康についても同様に言えることだろうか?

 笑うと気分がすっきりするから、心の健康には確かによさそうだが、体の健康となるとどうだろう? 笑うと病気にかかりにくいとか、病気が治る、なんてこともあるのだろうか?

“ 笑いの総合商社 ” 吉本興業の協力の下で行った実験
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参加した中高年の糖尿病患者19人 に 500kcal の食事を摂った後………
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[1日目]
糖尿病についての単調な講義を受講。
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[2日目]
吉本興業の芸人による漫才を鑑賞して大笑い。
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そして、いずれの日も食事から2時間後に採血をして、血糖値がどのくらい上がったかを調べた。
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血糖値の結果は……
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[講義を聞いた日]
血糖値は平均で123mg/dL上昇。
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[漫才を鑑賞した日]
77mg/dLの上昇。
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つまり、漫才で爆笑した日は講義を聞いた日に比べ、食後血糖値の上昇が46mg/dLも抑えられていた。
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“ 笑い ” は糖尿病患者の食後血糖値の上昇を抑制した。

参照:NIKKEI STYLE より https://style.nikkei.com/article/DGXMZO83094230S5A210C1000000

さらに、血液中の白血球を遺伝子レベルで調べてみるとどうだったか。

笑った後には、感染予防やNK細胞の活性化などに関わる遺伝子群の発現が高まった。
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一方で、糖尿病や抑うつ、炎症反応に関わる遺伝子群の発現は低下するという傾向が認められた。
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つまり、「健康にとって良い遺伝子」のスイッチがオンになり、逆に健康を損なうような遺伝子はオフになっていた。

このような遺伝子レベルでの変化が起こった結果、食後血糖値の上昇が抑えられたり、免疫力が高まったりしたと考えられる。

※「そもそも糖尿病の患者さんは、不安や恐怖、悲しみ、痛みなどのストレスがあると ➡ 血糖値が上がりやすくなる。

笑いは、喜びや楽しみ、心地よさ、満足感といった“ 快 ” の感情が表に現れ出たもの。

→そういった前向きな心の状態が身体によい影響を及ぼす。

笑うことでストレスに強くなる

笑いが体の健康に役立つことは分かったが、心の健康についてはどうか………?
ラットに毎日笑いの刺激を与える「笑うラット」の実験で、継続的な笑いの効果を調べてみた。「えっ、ラットが笑うの!?」とまずは驚かされるが、実験はこんな風に行われたという。

生まれて間もないラットを母親や兄弟から引き離して1匹だけで飼育すると、ラットはストレスに対して非常に敏感になる。その“孤独ラット”を2つのグループに分け、一方はそのまま飼育し、もう一方には毎日5分間、お腹をこちょこちょする「くすぐり刺激 」を2週間与える。
ラットはくすぐられると、ある周波数の鳴き声を発する。これは兄弟たちとじゃれ合って遊んでいるときに発する鳴き声と同じ。つまり、その声は楽しさやうれしさといった“  快 ” の感情を表す「笑い声」であり、それを発するとき、ラットは「笑っている」とみなされる。
2週間後、ラットには気の毒だが、恐怖心を植え付けるための実験を行う。ある音が鳴ると、床に電気が走って「痛い!」と感じるのだ。するとラットは音が鳴っただけで、恐怖を覚え、すくんでしまうようになる。ところが、くすぐり刺激を継続的に与えられたラットは、そうでないラットに比べ、音が鳴っても恐怖ですくむ回数が明らかに少なかったというのだ。

✔「毎日継続的に笑って」いたことで、恐怖の記憶が薄らぎ、ストレス反応が緩和されたと考えられます。
私たち人間もこのラットのように,
✔️笑いにつながる“快“の感情を日々重ねていくことで、ストレスをうまく乗り切ったり、心の傷を癒やしたりすることができるようになるかもしれない。

日ごろからよく笑うことで、そんな効果を期待できる。

 “ 作り笑顔 “  にも効果がある。

 「笑うと、口角を上げる⤴⤴大頬骨筋(だいきょうこつきん)や目の周りの眼輪筋(がんりんきん)などの表情筋が動いて、笑顔ができる。別に楽しいことがなくても、この表情を作るだけで脳は笑っていると錯覚し、気分がほぐれてきます。箸を歯で横にくわえて作った “ 笑顔 ” だけでも脳の✔【ドーパミン系の神経活動】が活発になって、快の感情が引き起こされたという報告があります。

積極的な笑顔作りをお勧めします。

 『幸福論』を書いたフランスの哲学者・アランは、こんな言葉を残した。「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」。これは医学的にも正しい。人生、笑ったもの勝ちである。

笑いがもたらす健康効果とは!?笑うことの素晴らしさ

笑顔には大きな健康効果があるのをご存知ですか?

しかも無視できないほど大きな健康効果です。

  1. 免疫力アップ

笑うことは免疫力を高める。体は毎日無数のウィルスや病原菌を取り入れていますが、そう簡単に病気にならないのは免疫力のおかげ。
免疫力で特に重要な免疫細胞が、[NK細胞]と[B細胞]。
[NK細胞]………ナチュラルキラー細胞の略称
・体内に侵入したウィルスや細菌、ガン細胞を破壊する働きを担う免疫細胞。
[B細胞]………ボーン細胞の略称
・細菌やウィルスを破壊するための抗体を作り出す免疫細胞。
[笑うことで免疫力が高まる理由]………笑いがNK細胞とB細胞の働きを活性化させる。
ウィルスや細菌を破壊してくれる細胞 + その抗体を作り出す細胞が活性化する =  必然的に免疫力が高まる
免疫力が高まるとさまざまな病気に罹患しにくくなるだけでなく、ガン細胞を破壊してくれるのでガン抑制にも効果がある。ただ笑うだけで、免疫力の要である2つの免疫脂肪を活性化できる。

  1. 記憶力・判断力が活性化する

笑いは脳機能を高める。
記憶力や判断力、思考力などが高まる。
人は笑うと脳への血流が増加し、自然と脳の働きが活性化される。
特に活発化するのは[海馬]や[側頭葉]
[海馬]………記憶
[側頭葉]………判断力
を司る器官です。
つまり、笑いは脳を活性化 ➡ いつもより記憶力が増す ➡ テキパキ判断を下せる ➡ 脳の機能を向上させる
そして、笑いは脳波の中でも[アルファ波]を増加させる。
[アルファ波]………脳をリラックスさせながらさらに脳機能を高める相乗効果を持つ脳波。
笑いは脳への血流を増加させる ➡ 脳機能を向上させる ➡ アルファ波を増加させる ➡ 脳機能を高める

  1. 幸福感ややる気スイッチをオンにしてくれる

笑いは幸福感をもたらし、やる気やプラス思考を高める。
[幸福感やプラス思考を高めてくれる理由]………脳内に分泌される【ホルモン】が影響しています。
笑うことで分泌される[エンドルフィン]という【ホルモン】は、強烈な幸福感を与えてくれる。
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「脳内麻薬」と呼ばれることもあり、モルヒネの数倍以上の鎮静作用があると。
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マラソンなどで感じる[ランナーズハイ]もこのエンドルフィンの影響。
笑いうことで[ドーパミン]も分泌される。
   ⬇ ドーパミンは、やる気やプラス思考を高めてくれる【ホルモン】

参考 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO83094230S5A210C1000000

「笑うと健康になる」を遺伝子レベルで検証する

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以下は笑いを取り入れるためのマイルールです。

① 朝の歯磨きをするときに、鏡に向かって『作り笑い』をします。

その顔を見て、『今日も一日ご機嫌さんの始まりだ』と確認して出社。

② 笑いは会話の潤滑油だという認識で、何気ない会話でもお笑いの『ボケとツッコミ』のスタンスの方がいます。

その人との会話時には、ツッコミポイントを探しながら話をします。

御年70歳の方ですが、10歳以上お若く見えます。

③ 一日一回はインスタグラムで動物のおちゃめな行動の動画を観ます。

幸せホルモンを分泌する目的です。

④ 楽しいと思える環境があります。

カナンのグループ活動もその一つです。笑いが体にもたらす効果が上記のように少しずつ数字での事実として明らかになってきています。とはいえ、笑えばすぐにどんな病気でも治るかというとそうではありません。ただし、一日一回でも笑いを取り入れることを続けると、先での好影響を生みます。

また笑いは、自分一人だけで終わらせず、🔴周りへも伝播していくものです。

その場で笑ってもらうだけでなく、時間が経過した後の周りの笑顔を引き出すための言動も考えていく必要がある奥深いテーマです。

引き続き、自分の笑顔とそれ以上に周りの笑顔を引き出せるためにできることは何か?模索して工夫していきます。

以上です。

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