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君たちはどう生きるか

2023年2月16日 ②

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こんばんは、本日も〇〇に来ております。今日も午後は予算会議でしたよ。
私共の基幹事業に投資部門があります。特にその部門は1999年に立ち上げて大きな成果を上げて来ました。
その傍らその部門には審査部があり、こちらはとても優秀な部門で多角的に企業の分析をして投資先に相応しいかを確認決定する部門で、2010年以降はそれらの調査、審査をすることにより企業のM&Aのサポートをさせて頂いてます。
クライアントの殆どは外資系企業ですが、日本のクライアントも結構増えて海外案件の事例も増えております。
その中で近年中小企業、中堅企業の事案が銀行から持ち込まれることが多く売上の全体からするとまだ数%ですが、継承案件とか中小企業のバイアウトも盛んになって来てるのかな?と想像できます。
そして本日私の所にM&Aの査定案件の書類が来ました。
まあ、そんな一つ一つの事案を目にする事はありませんが、そう、余程の大型案件でないとなんですが、私の知っている企業の査定案件です。
M&Aは売りたいから売れるものではありません。何事もwin-winが基本ですから売る側も買う側もしっかり調査審査して契約せねば不幸です。
闇の取引ではないのですから、正式に審査して実施する為には基準が必要です。
その基準が満たされて初めて第一歩になる訳で、そこから積み上げで最終売り手と買い手が金額面で合意することが必要です。
本日の私の所に来た事案は、私も知る企業で基準値が未達ですし売るとしたら二束三文です。要は買い手が付かないと言う事です。
①経営状態
②財務バランス
③コンプライアンスであり機能が有っても赤字では①は落第
②借入は有ってもそれに対するバランスシートがしっかりしている。つまり健全です。そして株価もありますがその会社の資産です。例えば既得権益などもその一つです。
③コンプライアンスです。過去に行政処分を受けていたり、またブラック企業の認定があったり特商法に掛かる事業をしていたりする。
などこれらが基準です。
その上で将来性など20項目がありそれに合格すれば結構早く買い手が決まります。
また業界に大手がひしめいている様な業界では買い手がすぐに見つかりますが、大手がひしめいていない寡占的な業界では買い手はなかなか出て来ません。
そう言う訳で企業の成り立ちや歴史も大切です。
今日は陽射しも少し暖かく冷たい物を飲みました。

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