「おもてなし」は、字のごとく「表無し」…Nさんの投稿1
【Nくんの投稿】(トシ先生が塾生の言葉をシェアされました)
「おもてなし」は、字のごとく「表無し」。
これは「建前がない」ということであり、それによって相手の本音を聞くことができます。
つまり「最高のおもてなし」は、「表がない」から、相手の「裏を聞く」「裏を知る」ことが出来ます。
最高のおもてなしは、「真心(まごころ)」を込めてするものです。
真心とは、「奉仕の心」であり、「感謝の心」であり、
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(指)✔️「調和の心」であり、
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それは「無欲の欲」の素直な人であると思います。
素直に質問し、素直にフォローする、
私達のグループの取り組みは、この「素の部分」、
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(指)✔️本来の姿でフォローしフォローを受けるという、
感謝の心と奉仕の心を持って調和(一体感)を目指しています。
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ゆえに、「最高のおもてなしを目指している」と言い換えることも出来るのではないかと考えました。
また「おもてなし」は、CAPDを屈指しなければ「おもてなし」とは言えず、相手に喜んではいただけません。
C=相手の好みや苦手なものを聞き、観察し、周りの状況からもリサーチする。
そこからどんな風にしたら相手が満足し、何を提供したら相手に喜んでもらえるのかを考え、イメージする。
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A=そこから自分が持っているものは?足りないものは?を考えて、必要なものを準備する。
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😀P=どんな手順で、どんな役割分担で、どんな時間配分でやるのか、シチュエーションは?etc…を段取りする
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D=そして実行する
最高のおもてなしによって、相手は満足し、喜んでいただける。
そうして、相手から信頼を得て、上客となってくださったり、
良い情報をもたらしてくれたり、利他を返してくれる。
グループ延いては塾全体の、
メンバー全員でフォローし合いながら一体となって成長することを目的として、
どうしたら「喜んでいただけるか」「どうしたらお役に立てるのか」を、
このグループでは、must-can-willから「利他の心」を学ぼうとしている私達は、
「おもてなし」を追求することとリンクしていると考えました。
そして、
🍵利休七則 ~おもてなしの心として~
茶は服(ふく)のよきように ―心をこめる―
「お茶は心をこめて、おいしく点てましょう」という意味です。
「服(ふく)のよきように」というのは、舌の先でおいしいと感じることだけでなく、
一生懸命に点てたお茶を客がその気持ちも味わっていただくという、主と客との心の一体感を意味しています。
炭は湯の沸くように ―本質を見極める
炭に火をつけさえすれば必ずお湯がわくとは限りません。
湯がよくわくように火をおこすには、上手な炭のつぎ方があります。
しかし、そのつぎ方を形式だけでのみこんだのでは火はつきません。本質をよく見極めることが大切です。
夏は涼しく、冬は暖かに ―季節感をもつ―
茶道では季節感を大事にし、表現します。
夏ならば床に「涼一味」などのことばをかけたり、
冬ならば蒸したての温かいお菓子を出すなど、自然の中に自分をとけこませるような工夫をします。
花は野にあるように ―いのちを尊ぶ
「花は自然に入れなさい」ということですが、
「自然そのままに」再現するというのではなく、
一輪の花に、野に咲く花の美しさと自然から与えられたいのちの尊さを盛りこもうとすることに真の意味があります。
刻限は早めに ―心にゆとりを持つ―
「時間はゆとりを持って早めに」ということですが、
ゆとりとは時間を尊重することです。
自分がゆったりした気持ちになるだけでなく、
相手の時間を大切にすることにもなります。
そのときはじめて、主と客が心を開いて向かいあうことができます。
降らずとも雨の用意 ―やわらかい心を持つ―
「どんなときにも落ちついて行動できる心の準備と実際の用意をいつもすること」が
茶道をする人の心がけであることをいおうとしています。
どんなときにも「適切に場に応じられる」自由で素直な心を持つことが大切です。
相客(あいきゃく)に心せよ ―たがいに尊重しあう―
「相客」というのは、いっしょに客になった人たちのことです。
正客(しょうきゃく)の座にすわっている人も末客(まっきゃく)の席にいる人も、
おたがいを尊重しあい、楽しいひとときを過ごすようにしなさいと利休(りきゅう)は説いています。
…続く