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君たちはどう生きるか

15の冬…中村天風の本に出会う

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15歳の冬に中村天風先生の成功の実現という本を父から頂きました。

その頃の私は自己中。

そしてその本を読んでも理解できず、

父に歴史本は分かるけど天風先生の本は分からないと伝えて、

父から、それは歴史本も史実だけ分かっているだけで人が分かっていないと指導されました。

そして分かるまで読みなさいと言われ事あるごとに読みました。

そして、私は自分の心の貧困を知ります。

人は、誰でも素直な心があるならば、豊かに幸せになれると理解しました。

戦うべきは自分自身であり他人との比較ではないと。

人は、他人を見て自分の恵まれていることや幸せなことを感情で理解します、

逆に自分より豊かな人に憧れや妬みを覚えます。そんな心では豊かになれない。

常に自分の心との葛藤だと理解して、

それ以外他人を気にせず自分の力でなんでもやっていくことを決めました。

それは16歳の夏でした。心が寛容であることは自分を豊かにすること。

あの人が偉い人ならその人に認められるように、つまりその人の為に頑張らねば、

自分の為に頑張るならそれは簡単に妥協できることも知ります。

そして、父からやっと人生の入り口に立てたねと褒められました。

17歳になる前でした。我が子にしては少々遅いけどとも言われたことを思い出します。

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