至誠の感ずる所、天地もこれが為に動く
二宮尊徳が曰く、「至誠の感ずる所、天地もこれが為に動く」という言葉があります。
私も経営者としてとても素敵な言葉だと思っています。そこで、自分なりに考えてみました。
私も幾多の困難がありましたが、
お陰様で運強く天に助けられたことは一度や二度ではありません。
厳しい社会情勢の中、後継から10年間は本当に大変でした。
しかし、その大変さの中で、沢山の奇跡に出会い今があります。
苦しいときにこそチャンスが沢山やって来ました。
そして、信じた道を歩んで沢山の仲間と出会い息を吹き返した事もあります。
苦しいから謙虚になれて、多くの人達に助けられました。
至誠の感じる所、天地もこれが為に動く。
まさにそうだなとその経営者の方から聞いたときに深く頷けました。
人の為に、感謝をされる為に、
己の欲ではなく利他の心を強く持ち己が仲間の想いを叶える為に、
強く願うは、行動でありその為に何をすべきかを自問してそれを信じて遣り通す事。
多くの人に助けられて感謝の気持ちは、敬意の気持ちとなり、
その尊敬の念を忘れずに人に尽くせと言う言葉だと理解してます。
沢山の感謝が周りに集まれば、それは1つの大きなエネルギーになる。
それこそが天地をも動かすことになるのだと確信しているのです。
その為には、沢山の素晴らしい人への影響が出来なければ意味がありません。
人の度量は、このようなことにより大きくなるのでしょう!
言葉だけで伝えてもわからない人には分からない!成功を手にしたものにしか理解できない!
沢山の事を知識として知り、それを思考により教養に変えて来た私が、
この言葉を聞いて胸が熱くなり我が身を振り返る言葉になったのは、私だけの秘密です。