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君たちはどう生きるか

8/19 勉強会明文化

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監事明文化  ※要約部分抜粋

2023年8月19日 勉強会

先生の会社で意識すること
先生の会社は一回当たりの金額が大きいのもあるが、モノ、人、会社は大事な3原則。
モノが良くても、担当者が悪ければ売れない。
担当者が良くても会社が信用ないと、なかなか大きな金額の仕事はさせてもらえない。
社員の質が高いということは商品の質が高いということで、それは会社の質も高いということ。

これを家庭に当てはめてみると
親を見たら子供がわかる 子供を見たら親が分かるでは困る。
社会に於ける立ち位置、地域における立ち位置であっても個別にしっかりしていないといけない。
家に行ったら傾いているでは困る。
そこに住んでる人がしっかりしていて、いい人だよねと言われないといけないし、こういう事やってるんだわと揃ってこないとダメ。

1人でも三原則がある。
身なりがしっかりしている。
やっている仕事も立派な事している。
今まで頑張ってこられたんだねと言われるような三原則がある。

どんな事でも何かをやろうと思うとなんでも3つ要素が整っていないとダメ。
その3つは何かをよく考えて行動する。欠けていたら上手くいかない。
そのあたりのバランスは大事なこと。

物事はなんでも3つ確認するのは大原則。何かやる時に何があるか3つ考える。

なんでも3つ確認するのは大原則。
日常生活の中でもしっかりしてる。
それなりの事を喋る。
生活はそれなりにしっかりしてるなどあるが、3つないと確定できない。
1つでも足らないといずれ崩壊するイメージがある。
そのものさしは自分で作っても良いが、ものさしの精度が高くなればなるほど上手くいく。

・機能的な商品
・値段が手ごろ
・案内がいい などが3つ揃うと売れ筋になる。

ネットでアクセスの多いところがあるとしたら、その理由を3つ追求すること。

成功する時も失敗する時も大きく言って3つ。
1つの理由で失敗する事はない。
成功するその3つを揃えないといけない。

ビジネスでも 5W1H (いつ、どこで、誰が、何を、何故、どのように)
そのうちの3つが揃えば上手くいく可能性が高い。

物事は何でも最初に3つ決めるべき。
続けないといけない事がある時、やった方がいいよね!が3つあり、やらない方がいいよね!も3つ必ずある。その3つを確定出来れば続けられるはず。

ダイエットの場合
毎日体重計に乗ろう、毎日体重を減らそう、毎日これをしよう。
アイスはやめる、朝食を抜いて昼のドカ食いをしない、目一杯食べるのはやめる。
目標を遂行するのに3つやるべき事を決める。相反して遣らない事を3つ決めること。

決めるに於いて最初は下手でもいい。それを遣る事で実感が生まれる。
こっちではなく、こっちを遣らない方がいいんだと分かれば精度が上がる。

アメリカ人には3原則は難しい。2原則しかない。2大政党など。
3原則は日本人は得意。日本人はイエス、ノー、わかりませんの3つある。
常に3つ考えて突合していった方がいい。

 

先生の51歳くらいまでは係争案件があった。
最後にあったのはアメリカ。
52州で3年間 裁判した。
結局、24州は要求が通ったが残りは通らなく3年かかって最高裁で却下された。
3年で総額260億。プラス和解のところで罰金が40億。
アメリカは裁判の国だから金額が大きい。
それ以降、企業的な裁判はない。告発や民事裁判も1つもない。

裁判になるかも?というのはいくつかあった。
M&Aでもひょっとしたら裁判になるかもしれないというのはあったが、裁判は一回も経験していない。
何故かというと、先生の会社を訴える会社はない。勝ったら凄い損害請求をされるのが分かっている。

某企業の買収 上場企業同士で表立ってTOBがかかっていた。
ところが先生の会社が水面下で株を拾得し、上場企業同士が買収する予定だったのにTOBが途中でとまった。
60%持って買収しようと思っていたのに、その会社が水面下で先生のところに全部売ってしまい、買収する相手が買収しようと思っても出来ない状況になった。
これは裁判沙汰になりかけた。

TOB発表の前の日に、その会社が持っている株を全部先生の会社に売却していた。市場でTOBをかけると言って出たが、相手が悪くてできない。
難しいのは、買収する側の会社の筆頭株主は先生の会社だということ。
買収できても両方とも先生の会社になる。
本来はその会社が持っている株を全部買収する予定でTOBかけた。
しかし、TOBをかける前の日に社長が気が変わり、先生のところに全部株式を売った
2週間の間に株式が移動している事を相手が知った。
知ったけど自分のところの筆頭株主が別会社で持っている会社が株式を持ってしまっていた。
株は営業日2日で決済。
800億を現金で払ったので即日銘柄変更になった。
Sはそこの会社の買収を断念した。

 

今のところ裁判にされた事がない。
何故かというと、外資系なので弁護団が凄い。
日本3大弁護士の会社が顧問弁護士。
自前の弁護士も沢山いる。
普通の企業と違い、法務部は全員弁護士。だから強い。
そして、弁護士は元検察が多いことで、弁護士なのに守るより相手を攻めるのが大好きな弁護士が揃っている。
日本の最高峰の弁護士の集団 TMIと契約。顧問料も高い。
そういう顔ぶれが揃っている。
それは見た目。そこも大事
そういう事も意識して備える。

弁護士との関係性が良好。
日頃から用事が無くてもコミュニケーションを取り、情報のやり取りが出来ているため、何かあった時でも全面的に協力してもらえている。

アメリカは州ごとに法律が違う。
基本的にはアメリカの法律だが捉え方が州で違う。
日本は全国で法律は共通している。

52州での裁判、結審するのが先生が54歳の時。
次男さんの心臓移植が55歳の時。
レン君のドナーを探してくれるのに、裁判を手伝ってくれた52州の弁護士事務所が全力で州の病院に声をかけてくれて、たった8か月で探してくれた。
そう考えると、200億出したが得だった。
それがなければドナーを探すのに1からやらなければならなかった。
一流の弁護士事務だから公的病院や民間病院にも顔がきいた。社会的地位の高い人達だから出来た。
普通の弁護士事務所に頼んでいたら 病院に声をかけてもらうのは難しかった。

心臓移植のドナー待ちは3万人。それを飛び越えるのは外務省が手伝ってくれて、国の医療コーディネーターも付けてくれた。
けど弁護士事務所がなければ見つからなかった。
神様がレン君の前の52州での裁判という試練を与えて、それを乗り越えられたからくれたものだと思う。

ちなみに弁護士がドナーを見つけたのではなく、一流の弁護士事務所だから、州の病院にかけあい、ドナーを探し、ドナーとなる子の親と話して同意書を貰えた。それも15歳の子供8人のドナーが見つかり、それぞれに同意書も貰えた事はドクターたちも驚いていたが、チャンスが8回というのもあり、ドクターたちも明るくなった。普通は同意が取れない。良い弁護士事務所に出会えたことで病院を周りリストの報告もしてくれて依頼してから2カ月で8人が見つかった。

100万分の1の確率での適合で、次男さんは術後の経過も良く黄疸や感染症もなかった。

人間、悪い事があるからと言って落ち込んではいけない。
悪い事も試練だと思うと、次に良いように動くこともあると信じていると、そうなる。
それを悪い事と落ち込んでいると、それが良いようになる事はない。

アメリカでの独禁法の裁判も3年かかり大変だったが、いろんな弁護士事務所との信頼関係は築けたと思う。その後にレン君のこと。
落ち込まず、いい経験をさせてもらいましたと思いながら前向きに生きていると良い結果に結びつくかもしれない。
落ち込んだり、腹を立てたり感情的に思っていたら良い結果にはならなかった。この経験は良い教訓になった。

この経験がなかったら経営者としてテクニックでバンバンやっていた。
あの事件以来、福利厚生も厚くなり、社員の事をもっと大事にしないといけないと思ったのもあのタイミングだった。

欠端さんのどうして弁護士さんがドナーを集められたんですか?という質問はある意味良かった。
常識として考えて弁護士が探すはずはない。弁護士がどうしてドナーを集めたんだろうと疑問を持つ事は良い。先生としては当たり前の事で、その疑問を待つとは思わなかった。

世の中良い事も悪い事もある。
ちゃんとしていたら悪い事も良い事に変わる。
ちゃんとしていないから、悪い事が悪い事を呼んでしまう。

心が折れるってどういう状態か?
瀕死の重傷を負うこと。身体がダメになったら気持ちが折れるは分かる。
それ以外は自分の感情の問題。
心が折れるくらい落ち込むではなく、そういう時だからこそ前を向かないといけない。

心が折れると言う人は責任逃避。
生きている限り何らかの責任を負っている。その責任を放棄してどうするのか。

心が折れるのは傲慢。
自分の都合で周りに悪影響を与えることになる。

人間はどういう状況でもいくばくかの責任は持って生きている。
心が折れてという人は放棄している。
人に迷惑をかけてはいけません!の最上級。
感情論者はモラルが無い。
思い通りにならなかったら そこで責任放棄する。

先代 世の中に対し嫌がらせをするんだと言っていた。
亡くなった時にみんなから、あのやろうと思われたら、亡くなっても皆に迷惑をかけない。
みんなに落ち込ませてやる、迷惑をかけてやるんだ。亡くなる時にはそうありたいと言っていた。
あんな奴なんて死んだらいいわ!だと迷惑をかけないから面白くない。
生きている間にそれだけ多くの責任を果たし続けてきたことの裏返し。

先代が学徒出陣で行っている間の事がわからないので、その間の5年間くらいの事を知りたくて 当時のお父様の上官や同期や小笠原基地 台湾 鹿児島の時の友人を弁護士さんに訪ねてもらった。

飛行機の理をやりたいが 家が貧しすぎて飛行機乗りが続けられない。帰って百姓をやらないといけない人がいた。それは脱走することになる。
その人に金を無期限で貸していた。それもお父様の給料くらいの額を貸している。
弟たちに金を送っていたしお父様はどうしていたのか。
兵隊だから給料は決まってる。
兵舎の中で博打をやり、儲けた金を貸してたのが分かった。
だけどそれを咎める人がいなかった。
金が無いとお父様がその儲けた金で融通していたから。
貸していたのは今の金額で600~700万円。
終戦間際にお父様が志願して隊から離れていく時、借りた金をどうしたらいいか?と聞かれ、「どうせ死ぬ身だからええで」と言われた。

お父様は部隊の中でもリーダーシップがあり、みんなの世話をしていた。
同期や後輩の為に上官によく殴られていた。

TVで特攻隊の話で、特攻隊は行きのガソリンだけしか入れていないというフレーズに怒り、当時のフジTVの社長に怒って電話を入れた。
帰りのガソリンも入れていた。
なんで仲間が死ぬことを喜べるんだ、帰って欲しいと思って見送ったんだと言っていた。
兵隊をやっている時も人を助ける事を一生懸命にされていた。

今もお2人、後輩の方が毎年お線香をあげにこられている。
これが人に迷惑かけたんねんという事だったのか。

どんなお父様だったかと聞くと、優しい 豪快 豪傑 是々非々を明確にする人。
お父様の歴史を5年分辿ったが、どの人も言われる事はほぼ一緒だった。
それはとても大事なこと。
人によって変える、変わるではなかった。
考え方は上手くやる為に一生懸命に学んだかもしれない。
けど本質は何も変わっていない。

父に助けてもらった人達が大勢いる。それが今の長老会。

70歳でも80歳でも仕事を手伝いに行ってくれる人がいる
そういう人達のお金が出せている 普通で考えて計算したら無理
それやろうとする事でやれている。

それが損得計算であれば難しいが、若い人達からいると、将来安心。
そういうのが無いと会社はもたない。
そういうのがあるから逆にお金が出せている。

お金を稼ぐのも、人生を生きるのも自分の想い1つ。
それに現実がついてくるかどうかは、 その人がどれだけ真摯にやっているか。真摯にやる人を人は適当には扱わない。
損得勘定で考えるのはろくなもんではない。

次男さんの時も助けたいという気持ちと、なんでこれだけ真面目に祖父や曽祖父に言われたようにやってきたのに、なんで持っていかれるのかという事に対する怒りと、いろんな感情が入り混じった

次男さんは小6に発症し、その後入退院を繰り返し、中3の時にこれではいけないと思ったが、日本ではオペが出来なかった。
弁膜症を発症しているので、長時間の飛行機にも耐えられない。
だから興和会のドクター達の判断で、イギリスからドクターを呼び、手術をして成功し、飛行機に乗れるとなって世界最高峰であるシカゴ大学で手術を受ける事が出来た。

しかし当時はシカゴまでの直行便はなく、ケネディー空港から乗り換えてシカゴに行かないといけなかった。持つべきものは友達で、外務省を通じ、航空会社に依頼し、スムーズに乗り換える事が出来た。

ドナーも外務省を通じ話をしてくれたので、民間で探す事は条件だったが優先してもらえた。

オペは先生が大学生の頃、アメリカで知り合った当時はタクシー運転手をしていたハーレム出身の黒人の方。

そういう事を考えると、一生懸命に勉強してチャレンジして大学に行ったけど、結局この時の為だったのかと思う。
過去で一生懸命にやった事は絶対に今の自分の身になっている。
学歴は社会で通用する為ではなく家族の為にあると思えた。
大学に行って良かったのはガメラとの出会い。

一生懸命にやった事は必ず一生懸命やる事の点に繋がる。
それですべてが良くなるのではなく、やった事で未来の点に繋がる。
一生懸命にやると点が多い。
点が点に繋がるから線になるんじゃないか。
毎日を一生懸命にやってほしいのは良い因果を作る為。
すぐに結果にはならないけど、それは大事ではないか

物事はその時に目の前にあるものを一生懸命にやって、結果を出そうとする事は大事。
目の前の事を上を向いて努力することも大事
心折れてるとか 感情で傲慢名事をしていると、それは悪い因果にしかならないし子供達に影響する。
それは避けるべき。

祖父 祖父 お父様、お母様は一生懸命に自己逃避する事なくやってきたからいい形で先生がが存在している。

今の行いが周りに悪い影響を与える事もある。

生きていたら どうであれ責任は果たす必要はある
果たすところに努力があるんだろう
果たさなければ逃避
人間は逃避ばかりやっていると逃げ道無くなり追い詰められる。
そういう人に大切なものはない。大切なのは自分だけ。
自分だけだから逃げれる。
自分で身を引けばや、いなくなればは自分が楽。
それは卑怯なヤツが言う言葉。
何かに向かって挑んでいく、何を得る為に生きること。

先生は会社に責任は持ってない。会社法で規定されていない
家族だけ。社員も家族と考えたら社員の育成が大事。
モノを教えるとは、その人を一人前にするということ。
けれど、世の中は出来なかったら文句を言ったり、怒る人がいる。
それは責任を果たしているとは言えない。
本人のやる気をそぐのは違う。
よくでいる子にアドバイスする事はない。
出来ていない子に声をかける事。それが育てるという事。
責任は大事。それぞれの責任は自覚するべき。

どんな悪い事があっても、そこを切り抜ける方法はある。
悪い事があったからと言って意気消沈したら次にやってくる良い事が掴めなくなる。
悪い事をどう克服していくかを考えている人には、次の良いチャンスが廻って来た時に分かる。
それも因果という言い方をすればハッキリする。

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