不幸な⼈とはどんな⼈か
WRITER
特質というのは、⼈それぞれ異なりますが、不幸な⼈について考えてみると、いくつかの共通点が⾒えてきます。
例えば、不幸な⼈とはどのような⼈でしょうか。
ある⼈は「貧乏な⼈」と答えるかもしれませんし、別の⼈は「⾃⼰中⼼的で、友⼈や頼りになる⼈がいない⼈」と答えるかもしれません。
さらに、「何をしても否定的に捉えて、⾃分が不幸だと思い込んでいる⼈」や「他⼈の意⾒を受け⼊れられず、狭い⾃分の世界に閉じこもっている⼈」といった意⾒もあります。
もう⼀つ、不幸な⼈を定義するならば、どれだけお⾦を持っていても、⼤事なものを失った⼈です。取り返せないものを失った⼈こそ、本当の意味で不幸と⾔えるかもしれません。
不幸な⼈のイメージを具体的に思い浮かべてみると、例えば髪がボサボサで、⿊ぶちの眼鏡をかけ、髭が中途半端に⽣えた⼈。
ダンガリーシャツや、線の⼊っていないスラックス、安いリュックを背負い、ズック靴を履いて、平⽇の昼間に繁華街を歩いている。そういったイメージが浮かぶかもしれません。
ただし、⼤事なものを失った⼈というのは、また違った印象を持つかもしれませんね。