思い込みが経営に与える影響
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⾃分の利害だけで物事を進めると、思い込みに囚われてしまいます。この思い込みが怖いのは、妄想がどんどん膨らんでいくことです。わかりやすいからこそ、⾃分の中で話が広がっていってしまうのです。
例えば、料理を学んで独⽴し、店を開く時に、料理に対して⾃信があるとします。⾃分の得意な料理に合わせたデザインの店を作り、お⾦もかけて店を開きます。
しかし、お客さんのニーズに⽬を向けていないと、客⾜が伸びず、やがてコンセプトを変えて居酒屋のような形に近づいてしまうことがあります。
こういった状況はよく⾒られるもので、成功しない⼈はほとんどが思い込みに頼っていることが多いです。
どんな店が求められているのかをきちんと調査し、⾃分の考えに固執せず、柔軟に対応する必要があります。⾃分が変わらない限り、⼀流の料理⼈であっても⼀流の経営者にはなれないのです。
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