組織内における恐怖本能と不満の連鎖
WRITER
組織内で恐怖本能に近いものがある状況として、例えば上司に新しいやり⽅を提案しても、それが却下され続ける場合があります。この繰り返しが続くと、提案者に何が⽣まれるかというと、不満です。
不満が⽣まれる中、売上を上げるようにプレッシャーをかけられると、責任を他者に転嫁し始めることが多くなります。
すると、「なぜ⾃分がここでこのようなことをしなければならないのか」という疑問が⽣じ、次第に組織に対する不満が⼤きくなります。
恐怖本能とは、不安が増すことで恐怖に変わり、最終的には⾏動できなくなることです。さらに、その恐怖は不満に変わり、組織内で反抗的な態度や⾏動を引き起こす可能性もあります。これは責任転嫁の結果として起こるものです。
このような組織を作ってしまうと、社員は実際には働かず、仕事をするふりをするだけになります。恐怖本能が引き起こす不満は、組織全体に悪影響を与えるため、これを⾒逃さずに注意深く管理する必要があります。
<関連記事>