恐怖⼼が⼈間の⾏動を制限する理由
WRITER

結婚式でスピーチをする場⾯を考えてみてください。多くの⼈はスピーチのためにカンペ(カンニングペーパー)を⽤意し、それを読み上げます。なぜでしょうか?それは、失敗することや、周りから笑われること、うまく話せないことへの恐怖⼼があるからです。
しかし、実際には、新郎新婦にお祝いの気持ちを伝えれば⼗分であり、⻑々と話す必要もないし、カンペも本来不要です。
このような場⾯での恐怖⼼の原因は「断られる恐怖」や「失敗への恐怖」といった内向きの意識です。
外向きの意識、つまり相⼿に対する祝福や感謝の気持ちを持っていれば、恐怖はそこまで問題にはなりません。恐怖⼼や恐怖本能は、⼈間の⾏動を⼩さく制限し、⾃⼰を縮こまらせてしまう原因です。