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コスト管理とリレーションの重要性

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例えば、企業活動において売上や原価、粗利、販管費、営業利益などがありますが、どの部分をどのようにリレーション(関連付け)させるかが重要です。
売上を上げることは⼤切ですが、それは相⼿がいることなので、必ずしも簡単ではありません。賢い経営者は、コスト管理をしっかり⾏うことで利益を出し、その利益を投資に回すことができると理解しています。

原価を適切にコントロールすることが、最終的には売上を上げるための投資を可能にするのです。したがって、コスト管理がしっかりしていないと、P/L(損益計算書)やB/S(貸借対照表)のリレーションが成⽴しません。

売上だけを追求する企業はしばしば年商を重視しますが、重要なのは利益です。利益をどう積み上げていくかが、将来的な投資に繋がります。
借⾦をしなくても投資できる余裕があるなら、企業を⼤きくすることは難しいことではありません。

しかし、多くの企業は逆の⽅向に進んでしまいます。儲かるからといって拠点を増やし、⼈員を雇い、販管費が増えるといった形で、売上は2倍になっても、コストは2.5倍になってしまうことがあります。結果として、店舗展開を進めても、グロスは増えても利率が下がってしまいます。

だからこそ、コスト管理は経営において最も重要なリレーションの要素です。コスト管理がしっかりしていれば、売上が少なくても利益を確保する⽅法が⾒つかるのです。⾚字企業は逆の⽅向に進んでしまいがちで、無理な投資を⾏い、結果として⾚字に転落してしまうことが多いのです。

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