新しい脳の覚醒をするためには?
人間には「古い脳」と「新しい脳」があると考えており、
古い脳は生命の維持であったり子孫繁栄と言う働きがあり、
そこには顕在的な意識と潜在的な意識が存在します。
私たちが求めるのは「進化する新しい脳」の潜在的な脳の働きです。
当然自己防衛の脳の顕在的な脳は苦労を嫌がり新たなチャレンジを拒否します。
緩い、楽、遅いが良いと認識しており、人はここで感情を抱き、それが自分の本質となります。
過去の失敗をメモリーが上書きしてそれが顕在的な脳と意識により人間のやる気を萎えさせる。
つまり悩むと言うプロセスにはめていきます。
しかし、人間の脳は自らに無駄なものや嫌なものは記憶上書きするようになっているだけで、実は全くマイナスな経験を明確に覚えてはいない。
それよりは、過去の些細な成功例を脳は完治して未来に降りかかる災難を防ごうとするのです。
そのため、未練と言う言葉は脳には存在せず顕在的な意識にそれが存在するのです。
故に性格や人格は生まれて本日までの環境や経験で備わっていると考えますが、本来の人格や性格は違うと言う事です。
つまり成功例を意識して脳を活性化すれば、脳はそれに伴い脳のシステムを構築して、人格と性格を形成します。
では、新しい脳の覚醒にはどうするべきか?
それは母性にも似た世界平和を願いそれに対して自分に何が出来るかを問うことで刺激が与えられます。
それは仏教で言う真我であり利他なのです。
利他を体得することは人生において知性を身につけることになります。
この世に知識などあっても殆どの場合それは無用の長物となります。
利他を理解するは母性を理解するに等しく、利他は母性よりはるかに崇高で素晴らしいものなのです。
利他こそが人格を変え、人生を大きく変える源なのです。
それにより新しい脳はそれを実践する為に積極的に働き活性化してある意味顕在意識にある自己防衛的な働きもすると同時に最高の武器にもなります。
火事場の馬鹿力を意識的に引き出すことが出来れば、どんな問題も解決するだけの能力を身につけられるのです。