「”北斗七星”というグループ名の由来」
皆様、初めまして(^^)/
グループ”北斗七星”の初代リーダーの”かめさま”と申します。
塾では皆が様々なグループに所属しており、毎日欠かす事無く、様々なテーマで活動を行っております。
でも、何で”北斗七星”なの?
はい、最初からグループ名があってスタートした訳ではありませんでした。最初は名無しの権兵衛です。リーダー、サブリーダーがグループの基礎をつくり、それに賛同したメンバーが集まり活動はスタートしました。
離陸してから
「さあ、グループ名を決めよう!」
となった次第です。
メンバーの個性やグループとしての目標・目的を明確にしていく過程で、それに相応しい名前。
今の状態ではなく、「未来はこうありたい!」という思い。
親が子供に名を付けるが如く、大切な行為。
これから共に厳しい道を歩んでいく同志との原点として。
これらの様々な命題を織り込んで、皆で考えに考えて生み落とした名前です。
グループの目的は、
『共に歩む仲間の為に利他のできる人間になりたい』
この目的を名前に表すのにその時、皆でこう考えました。
(当時の反省もありますね(^^;)
”北斗七星”
空に輝く「北斗七星」は大熊座の七個の星で、北天に斗(ひしゃく)状の形で連なるのでこの名があります。
ひしゃくの柄(つか)の先にあたる星を中国名で揺光(ようこう)といい、古来時刻の測定や航海の指針としました。目的地に辿り着くための目印として、旅人に使われてきました。
また、北斗七星は、北極星を中心に、一日に反時計回りに一回転します。そのため、時間を知るのに使っていたそうです。
全天で六十個しかない二等星の十分の一がここに集中して、明るくとても目立つため、世界各地で様々な神話が作られています。
そしてロシアの民話に、『金のひしゃく』というのがあります。
ソーニャという娘が病気の母親の為に、「木のひしゃく」を持って遠くの泉まで水を汲みに行きます。
しかし、帰り道で倒れている子犬に水を飲ませてしまいます。泉に戻り水を汲むと、「木のひしゃく」は「銀ののひしゃく」に変わっていました。
そして急いで帰ろうとすると、のどの乾いたおじいさんが倒れていました。今度も水を飲ませてあげて、また引き返しました。
泉で水を汲むと、「銀のひしゃく」は「金のひしゃく」に変わっていました。
ようやく家に帰りつき、母親とその水を分け合い、やがて母親の病気はよくなりました。
そして「金のヒシャク」は、七つのダイヤモンドに変わり、夜空に登って北斗七星になったというお話です。
また、ひしゃくの形は、日本では船とされております。
この1週間を振り返ってみると、私達はまとまりはありましたが、一つの目的に向かってのベクトルがしっかりと合ってはいませんでした。
それぞれが明るい星である事にどこか安堵し、「ひしゃく」の形を作る役割をちゃんと担ってこれてませんでした。
利他のできる人間になりたいという目的で道に迷う事なく、お互いが同じ船に乗っている事を理解する。
ロシア民話を利他と捉え、私たちは日々を感謝と行動で積み上げて、「木のひしゃく」、「銀のひしゃく」、「金のひしゃく」へと、わらしべ長者のごとく前進していく。
そして、トシ先生と塾の皆様を北極星とするならば、私達はその周りを”ひしゃく”の形を崩さずに周っていきたい!、時を刻んでいきたい!と願っております。
「利他の実践」、「人・物・金・情報、そして時間」、「まとまり」など、少しでも具体的に落とし込んで、”北斗七星”というグループ名の元、皆で進んでいこうという決意が込められています。
今日は、”北斗七星”の由来についてお話させて頂きました。
ありがとうございます!(^^)!